恋焦がれて見た夢

まっすぐに

はじめました

仕事から帰って一人暮らしの家賃47000円のアパートの玄関を開ける。色褪せたスウェットに着替えて風呂自動のボタンを押し、メイク道具やヘアアイロンや着替えが散らかった部屋を片付け、化粧を念入りに落とすと、『お風呂が沸きました』と丁寧にお知らせする女の声には最近ようやく慣れてきた。お気に入りの入浴剤からヒノキの香りを選び、湯に溶かす間にスウェットを脱ぎ、iPhoneを防水ケースに入れ、いざ、入浴。ふぅ、と息をついて、Twitterで『田中樹 ステフォ』を検索。第3弾が出たらしい。ピンクの髪をさらっとなびかせて首を傾げる写真が特に可愛くて即保存。インスタグラムでもより高画質なものがないかさがすけど、スペースを入れることができないから検索に時間がかかる。そうこうしてるうちにお風呂の熱気に包まれてじんわりかいた汗が乾いてきて、停止させた換気扇が再び24時間運転モードに切り替わり、30分経ったことをお知らせしてくれる。髪をさっと洗い身体を洗い風呂を上がる。髪を乾かして化粧水をペチペチとしたらそのままベッドにインする。時刻はまだ19時。お風呂で途中になってしまったInstagram検索に本腰を入れる。ひたすら過去の動画をみたり、画像を集めて、ニヤニヤする。そのまま寝落ち。

 

 

これが今週のルーティンになっていて

あ〜いますごく幸せだなあ

ってふとこみ上げてくるものがあった。

日常生活の中で自分の幸せについて考えることはないし、今幸せかそうじゃないかを常に考えてる人間なんていないと思うんだけど、いま健康で好きなことできることに感謝だなあって。

なんでもないようなことが幸せだったと気づくって歌った高橋ジョージの気持ちがすごく分かるような気がした。

そしてそんな幸せに気付けたときって得した気分になるから残したくなるなあっておもって始めたブログ、です。